音楽文化学科

音楽文化学科には音楽文化専修と幼児音楽教育専修 2つの専修があります。

音楽文化専修

音楽文化に関わる多彩な学問分野を学び、高い技能のみならず、音楽の専門的な理論や歴史など、幅広い知識を修得します。

音楽を創る(作曲・DTM・デジタル鍵盤楽器)

○作曲・DTM

作曲理論を学びながら、作品の創作をとおして自分ならではの音楽表現をめざします。ピアノからオーケストラ、DTMなどさまざまな音楽を実作品を通じて学び、創作に活かしていきます。

○デジタル鍵盤楽器(電子オルガン)

創作と演奏の両面からデジタル鍵盤楽器の可能性について学びます。自作曲、自編曲、即興演奏にも力を入れ、さらにオーケストラやコンピュータ・ミュージックなどの理解を深めつつ、演奏力を高めることを目的としています。

音楽を研究する(音楽学・宗教音楽)

世界には、長い歴史や文化の中で生まれてきた、すばらしい音楽があります。宗教音楽も含めたさまざまな音楽の世界に対する理解を深め、それらが生まれ、発展してきた背景にも目を向けながら、音楽の奥深い魅力を一緒に探究します。

音楽を育む(音楽教育)

音楽教育の場には、伝える、学ぶ、育てる、活かすといったたくさんの豊かな営みがあります。文化の基にあるものを確かめながら、心に響く音楽を届け、学校で、社会で、音楽をとおして広い世代の人々と交流することができる指導者を育てます。

音楽を活かす(応用音楽学・アートマネジメント)

アートマネジメントと心理学を中心に、応用音楽学、統計・マーケティング、コミュニケーションスキルなどを幅広く学びます。プロと一緒に学ぶ実習をとおして、音楽力を活かして社会で活躍できる音楽文化の担い手を養成します。

幼児音楽教育専修
(幼稚園教諭免許課程)

音楽をする・子どもを知る・遊ぶを学ぶ
3つのテーマを中心とした学びをとおして、子どもたちを教育・保育する幼稚園教諭の育成をめざします。

教育・保育力を高める

幼児教育は、子どもたちがもつ可能性をのばしながら人格の基礎を形成していく、とても重要な役割を担っています。本学では幼稚園教諭にふさわしい一般的な教育・保育の理論だけではなく、多様な教育方法を学びます。子どもたち一人ひとりの発達に合わせた、個別の課題にこたえることができるモンテッソーリ指導法など特色のある教育方法です。よく整えられた幼児音楽教育演習室を完備し、模擬保育をとおして、お互いの保育技術をより良いものに磨いていきます。

音楽表現を深める

音楽に関する基礎知識や技術を修得するために、基礎課程では、音楽を幅広く経験しながら音楽の表現力を磨くことを目標に、鍵盤楽器、声楽、合唱、合奏、日本伝統音楽などを学びます。同時に、幼児音楽教育、幼児の表現活動についても学修します。また音楽の演習では、学年を超えてのグループ授業や創作活動にも取組みます。専門課程では、子どもの音楽表現を教育する力を養成するために、演奏技能、リトミック、遊びの研究など本学独自の演習授業を行います。