クリスマスレッスン

          

クリスマスレッスン

年内最後のレッスンが2020年12月20日(日)にありました。付属音楽園クリスマス会が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により中止となったため、この日はクリスマスの歌をみんなで歌いました。当初、保護者やご兄弟にもご参加いただけるようなレッスンをしたいと考えていましたが、ここ数日の陽性者増加により、今回は団員のみでレッスンを行うことにいたしました。そのため、オンライン・ライブ中継を保護者の方に実験的に試みました。ライブ配信のお手伝いには、エリザベト音楽大学学生のプエリ卒団生にお願いしました。

「これはもう、映って配信されているのかね?」(ドアップ顔で画面を覗く)
「先生!目のマークのあとの数字が、配信をご覧になっている数です。ほら!ここ!」
初めての試みのため、無駄なつぶやきもいっぱい配信されてしまいました。

1.jpg

オープニングクリスマスソングは、全員で「おめでとうクリスマス」です。今日は、初めて「歌えマスク」を着用して歌いました。

2.jpg

次はプレプエリの歌です。後期の授業では、プレプエリレッスンで集中して練習した曲のお披露目です。3曲「まつぼっくり」「たきび」「かいばおけにすやすやと」を大きな声で歌いました。今日は、ザビエルホールでのレッスンなので遠く後ろの席まで声は届くでしょうか?

3.jpg

昆野智佳子 先生
 プレプエリは、クリスマス会で3曲歌いました。ドキドキしながらも立派に歌う姿に感動しました。いつものレッスンでも、集中して歌っています。体を動かしたり手拍子をしたりしながら歌う練習もしていたので、「あわてんぼうのサンタクロース」の鈴は完璧にできました。また1月から新しい曲を歌っていきましょう!
 クリスマス会は、保護者の方にも会場に来ていただき開催したかったのですが、今年は残念ながら団員だけのクリスマス会をさせていただきました。ですが、少しでもクリスマス会の雰囲気を味わっていただければと、LINEのLive中継を試みてみました。遠くから見守っていただき、団員のみんなもいつもとは違ったドキドキ感で歌えたのではないでしょうか。
 年内最後のレッスン。今年はいろいろな方法を探りながらの変化の年でした。私も新しいことに挑戦していかなければ、と改めて思いました。

4.jpg

次はプエリ カンタンテスによる「サンタがまちにやってくる」「さやかに星はきらめく」を歌いました。 「さやかに星はきらめく」は日本語で歌いました。歌詞は昔の言葉が多く、しかも、音符の数に言葉を合わせていましたので、講師は言葉をどうやったら団員にわかりやすく説明できるか、また、日本のクリスマスと違うクリスマスの風習も説明しながらレッスンを進めてきました。

5.jpg

ライブ配信には、身近な携帯電話を使用しました。

次に黒板に書かれている「????」ではサプライズ演奏がありました。当初は楽しいクイズを検討していましたが、それは変更しました。

6.jpg

「この曲はなんでしょう?」ハンドベル演奏は講師と、レッスン部門でソルフェージュ履修生です。楽譜も当日配布して集中して2曲演奏しました。

(ライブ配信からの感想)
ハンドベルのなんとかシスターズは可愛かったです‼️‼️

(感想)
ベルの音色はクリスマスらしさがありよかったです。

(団員の感想)
楽しかったです。

7.jpg

クリスマス会恒例、プレゼント交換がありました。この度は、プレゼントを置き団員みんながプレゼントの周りを回っていく方法をとりました。クリスマスの音楽に合わせて行進です。

0.png

プレゼントには何が入っているか楽しみです。でも、今開封せず帰宅してあけましょう。

8.jpg

レッスン最後には全員で「あわてんぼうのサンタクロース」を歌いました。楽器を使ってアンサンブルも楽しみました。

9.jpg

最後に、音楽園からのクリスマスプレゼントと、保護者会から大きなクリスマスプレゼントを全員に手渡しました。笑顔でレッスンを終え帰宅しました。

仲西富弥香
 今年は、プエリカンタンテス出演の本番がたくさん中止や延期になりました。そのうえ、今年の春はレッスン部門より休講期間が長かったです。だから再開したとき、はじめみんなで歌える喜びがありました。でも、マスク着用のため滑舌がはっきりしなかったし、歌うときは隣が離れすぎて前のような元気のいい歌がなかなか聞こえませんでした。そのため、レッスンでは団員のテンションを、あの手この手でまずあげるという時間も多々ありました。
 毎年楽しみである「くまのみらい・三次きりり合同演奏会」と「クリスマス会」も中止になった時は、講師一同も同じように残念でした。だから、レッスン時間内でできるクリスマス会を提案しました。その会のために副園長先生とも相談をし、安全面にも配慮しました。
 12月になり突然広島市では陽性者増加しました。だから今日は少し内容を変更してのレッスンとなりました。喜んで帰宅できるよう、保護者の皆様にもご協力いただき感謝しています。毎年、生徒たちが楽しみにしているプレゼント交換は絶対したかったです。プレゼントの手渡しはやめましたが、それでも今日できたのでよかったです。
 ライブ配信はこれからうまく活用できたら、保護者の皆様の応援で、私たちもさらに元気になれるのではないかと思いました。時々配信で困ったとき、聞いている方々の「パチパチパチパチ」拍手の音には救われました。

付属音楽園・エクステンションセンター