威風堂々クラシック in Hiroshimaに参加して

          

威風堂々クラシック in Hiroshimaに参加して

2019年12月1日(日)にプエリカンタンテスは中国電力株式会社本社 1階ロビーで初めて、大植英次プロデュース「威風堂々クラシック in Hiroshima」に参加して歌いました。

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この演奏会は2019年11月30日(土)・12月1日(日)の二日間でJMSアステールプラザ、広島文化学園HBGホールなど市内11か所を移動して演奏会が行われます。
中国電力株式会社本社は二日目の4番目、13:35から14:30までの演奏会です。
司会者の方がお客様に他の会場の演奏会に行ったか聞くとたくさんの方が挙手しました。
この4番目の中電本社では以下のプログラムがありました。

バッハ&グノー/アヴェ・マリア
パガニーニ/24のカプリースOp.1より第24番
シューベルト/野ばら
シュテルツェル/Bist du bei mir
ベートーヴェン/ピアノソナタ第14番〈月光〉第1・3楽章
赤とんぼ、小鳥ならば、ふるさと

最後の3曲を演奏しました。

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演奏会前の11/28(木)に大植先生のレッスンがアステールプラザでありました。

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大植先生に初めてお目にかかるため、その上にいつもと違う教室ではなくホール。
もうすぐ本番ということで団員たちはかなり緊張していました。

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高橋愛先生
レッスンでは、いかに団員の声を引き出すことが大切かということを大植先生の指揮で勉強させていただきました。 本番では、団員の歌声を会場いっぱいに響かせることを考え指揮をしました。
11月30日(土)は三次「ウインターコンサート2019」の翌日、病気もなく全員元気に中電本社に来ました。

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「大きくなったら、私は歌の先生になりたい。」
と教えてくれる団員がいたり、
「大植先生は指揮者なのにピアノも弾けるなんてスーパーマンだ!凄すぎる。」
と言っている団員がいたりしました。

威風堂々コンサートを振り返って 
杉山 夏穂(長塚小3年)
 私は12月1日に中国電力ホールであった威風堂々コンサートに出ました。そのコンサートの為に、大植先生の特別レッスンもありました。レッスンでは大植先生から「本番ではホームランを打ってください」とアドバイスをもらい、どんな風にしたらいいのか悩みました。本番では歌っている時にお客さんの距離がいつもより近くてドキドキしました。
 今回歌った曲の中で一番好きな曲は「赤とんぼ」です。なぜかというと作曲家の実体験という点と、秋の風景を想像出来たり、少し寂しい気持ちになる所が好きです。コンサートの最後には大植先生とハイタッチをして、最初はホームランの意味を考えながら大変でしたが、とても楽しい経験になりました。

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仲西富弥香
大植先生の「子供はのるとどんどん才能を開花し力を発揮する」という言葉から伴奏をアレンジして綺麗なハーモニーで「歌いたい」と思えるものを考えました。しかし、木曜夜中から日曜の朝までのかなり限られた時間でした。しかもその間三次ウインターコンサートもありました。「作曲」ではなく「アレンジ」ではあるからそれは違うといわれるかもしれないけれど、「締め切り間際の作曲家とはこのような気分なんだ。」と、演奏とは違うスリルな気分を味わいました。団員が歌ったあと拍手を頂いたときはとても嬉しかったです。大植先生が私に最後握手して頂いたときは疲れが吹っ飛びました。大植先生は団員みんなにも目をみてハイタッチや握手をしている姿をみて、なんて優しい先生だと思いました。今後のレッスンにも大植先生の言葉をいつも思い出し気持ちよく歌えるよう伴奏したいと思います。

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プエリ カンタンテス保護者の感想
子供達は、11/28木曜日の大植先生のレッスンリハーサル(アステールプラザ)の帰り道から、すごく元気になっていました。保護者の知らない、大植先生の30分のレッスン中に、歌の楽しさを教えて頂いたんだろうなと思っていました。今日、初めて、大植先生を拝見し、真剣に、楽しく音楽に向き合っておられる先生だから、子供達がわくわくしていたのだなとわかりました。本番は、素晴らしいプログラムで、歌い手もバイオリニストもピアニストも、大植先生と一緒に心を込めて演奏して下さっていました。最後に登場したプエリのメンバーと先生方は、その会場の感動と、哀悼の意を全て癒しに変えて、一つの大きな円を作ってくれたように感じました。二つに分かれた客席の真ん中に、大植先生が立たれて、ふるさとをうたいながら指揮をされ、プエリのメンバーの後ろで高橋先生が指揮をされ、仲西先生の伴奏に合わせて、会場中のみんなで合唱した事は、一人ひとりの心に温かいひかりが灯っている様に見えました。この場に居る事が出来て、とても幸せでした。

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