プエリ カンタンテスのレッスン風景

          

プエリ カンタンテスのレッスン風景

新年度が始まり新しいメンバーでレッスンをしています。
2019年6月2日(日)10時から、プエリ カンタンテスの通常レッスンと新入団員歓迎お弁当会がありました。

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はじめに発声練習と軽いリラックス運動を全員でしたあと、新しいメンバーのプレプエリ(未就学児さん)は別教室に移動します。
ここでは、きれいな音程をとる練習や、いろいろなレパートリーを歌い増やしています。

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プレプエリのレッスン 昆野智佳子先生

ウォーミングアップをみんなと一緒にした後、教室を移動してプレプエリ開始です。 レッスン毎に新しい童謡を一つ歌っています。今までに「うれしいひなまつり」「こいのぼり」「大きな栗のきのしたで」などを歌いました。知っている歌が出てくると、振りもつけたりしながら歌います!他には、歌の真似っこゲームをします。先生が歌ったものと同じのを歌うゲームで、上手に真似っこできたらどんどん続きます。

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小学生以上の団員は、今2声の響きをきれいに歌い楽しむことを目標に「おはながさいた」や、「あめぷるるん」などを歌いました。みなが交互にアルトパートとソプラノパートを歌います。どちらのパートも歌ったあと、自分の好きなパートを選び席替えして歌いました。
レッスン前半最後にもう一度全員が集まって全員でビリーブを歌いました。
「歌詞に出てくる『未来の扉』ってどんな扉だろう?大きさはどんなの?ここの歌詞でその扉を想像すると歌い方がこうなるでしょう?」
昆野先生の言葉に、みんな想像を膨らませるて表現豊かに歌いました。
そのあと休憩です。

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休憩はみんな遊んだり、出席シールを貼ったり、持ってきたお茶を飲んでいます。
レッスン後のお弁当会のためのタイトルを黒板に書き始めました。

後半のレッスンは、8月のオペラの児童合唱メンバーが別教室で練習しました。今は6月下旬のオペラの合唱団と合同練習を目標に練習しています。オペラ「パリアッチ」の1幕でプエリカンタンテスは出演します。
公演詳細はこちら
イタリア語上演のためはじめは、早口言葉のように大変でしたが、一通り譜読みができるといろいろな疑問が出ます。
「歌詞にでるバグパイプってどんな楽器ですか?」
「この感嘆詞ってどんな気持ちで歌うんだろう?」
初めてのオペラ出演にみんな目が真剣です。

レッスン最後はパプリカを全員で歌いました。みんなの知っている曲なので振りつけてみました。  

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レッスンが終わると続いて新入団員歓迎お弁当会が始まりました。

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保護者が選んでいただいた美味しいお弁当を楽しく食べています。
「からあげ大好き」
「合宿では一緒にバトミントンがしたいな」
いろいろおしゃべりしながら楽しみました。

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手をチョークの粉で真っ黄色にしながら書きました。

自己紹介では、名前と学校、学年を言ったあとみんな一言教えてくれました。
「お母さんの料理の中ではたこ焼きが一番好きです」
「プエリでは、レッスン後のおにごっこが一番楽しいです。」

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自己紹介のあとはおやつとジュースをみんなで頂きました。すごい勢いで全部なくなりました。ゼリー、ポテトチップス、たまごボーロは大人気でした。

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初オペラ挑戦 仲西富弥香

今年の8月、プエリカンタンテスではオペラに出演します。演目は「パリアッチ」。偶然にも私が、研修の後、初めてオペラ本公演の練習ピアニストをした演目です。私は、初稽古日の前に、あらすじやイタリア語の意味を調べたり、オーケストラ楽器を調べたり、ビデオを見ました。しかし、稽古現場に入ると、鍵盤より指揮者を見ながらピアノを弾き、速い曲は次々自分で譜めくりしながら歌手の声も聴くことが、初めてで大変でした。未熟な私は、当時とても迷惑をかけましたが、大事なレパートリーとなりました。今年、この美しい情熱の音楽「パリアッチ」に再び参加できてうれしいです。
5月プエリ稽古で団員は、イタリア語のうえ、初オペラで譜読みは大変そうでした。でも、ただカタカナ羅列のように歌うのではなく私達はどうしたら団員に伝えられるか。どのようにしたらあらすじや役者の気持ちを、簡単にインパクト強く伝えられるか、アイディアが浮かびませんでした。インターネットでたくさんの解説や対訳を読んだり、ビデオを見たりすると、私の中である日、ぴかっと浮かんできたので、次回レッスンではものすごく楽しいイラスト入りクイズプリントと説明を用意して持っていこうと思っています。

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