プエリカンタンテスの体験レッスン風景

          

プエリカンタンテスの体験レッスン風景

2019年2月24日(日)に本校教室(エリザベト音楽大学内)にて、付属音楽園による無料体験レッスン&見学会が開催されました。
今回も、プエリカンタンテスのレッスンをエリザベト音楽大学エントランスホールで行いました。

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10時からの開始のため受付を済ませてプエリカンタンテスに向かいます。みんな、初めての出来事にとても緊張していました。

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高橋愛先生
体験会での体操と発声で緊張していた体験の方も、体操をして、体をほぐして行くにつれ、心もほぐれて来たようです。
発声練習の後、『かえるの歌』で輪唱をしました。
馴染みのある歌なので、みんな楽しく歌いました。
もう1曲、プエリがいつも歌っている題名のない4小節の短い簡単なフレーズの曲を(階名唱で)輪唱もやってみました。体験者は初めて歌う曲でしたが、頑張って歌ってくれました。

見学された方の感想
本日は、プエリ合唱団の体験・見学に、たくさんの参加があり、楽しそうに過ごされていてよかったです。

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体操が終わると、みんなで歌えるサウンドオブミュージックより「ドレミの歌」を歌いました。ハンドサインをつけて音階の高さを身体で表しながら歌いました。
その他にも「翼をください」やスプリングフェスティバルで歌う曲の一部分を歌ったり「にじ」なども歌いました。エントランスホールに響きわたりとても気持ちがいい瞬間でした。
体験レッスンでは、全体の申し込みの1/3以上の方が、「プエリカンタンテス」を「第1希望で受けたいレッスン」として申し込まれていたようです。

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いつものプエリカンタンテスのレッスンと同じように休憩時間がありました。ジュースやお菓子をみんなで食べました。

見学された方の感想
楽しかったらしく、プエリカンタンテスで歌った曲を、帰宅しても冊子をみて思い出しながら歌っています。

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見学された方の感想
プエリが歌っているロビーにいる空間は、居心地がよくて楽しかったです。 ソファに座っている女の子も冊子を広げて歌っていました。

さて、この日は同時にレッスン部門の体験レッスンもあり、楽器とソルフェージュの体験が15分ずつ行われました。

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昆野智佳子先生(声楽)
歌は「詩」という言葉を伝えなければいけません。
声楽のレッスンでは、マイクを使わずに声を美しく響かせ、言葉を伝える為に必要な身体の使い方や、息の流れについて勉強していきます。
体験レッスンでは、まず声を出してみて、そこから響く声にするためにはどうするのかな?と、実際に私の身体も触ってもらいながらレッスンをしました。

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仲西富弥香(ソルフェージュ)
ソルフェージュは、楽器(または声楽)を通して、表現するために必要な知識や耳や分析力を養うことだと思っています。
新1年生対象のソルフェージュのレッスンをしました。
今日の題材は、バッハ作曲、メヌエットト長調( BWV Anh. 114)。今まで私が出会った子供たちが大好きな曲です。あまりに素晴らしい曲なので、この時間にきっと大好きになると思って選びました。
体験に来た方は、「拍子」をたたくことはおそらく初めてだったかもしれません。この曲を何回か聞いてもらい、ポイントを伝えながら徐々に叩けるように導きます。
また、「終止」の演奏の仕方を伝えてフレーズを感じてもらいました。わざとこの曲を短調で弾いてどんな感じがするかも尋ねてみました。2小節暗譜して鼻歌で歌うこともしました。そこから自然に音階にも結び付けられました。
曲を聴くだけではなく、題名の「メヌエット」とは?作曲家は?などについても少し触れました。生徒はいろいろな空想をしながら楽しんで何度も曲を聴きます。
もし鼻歌を歌いながら帰宅するなら、そして、もし興味もって家でこの曲をお母さまと一緒に調べて聴くことがあるなら私は嬉しいです。

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今日は、11:35から「スプリングフェスティバル」で歌うセシリアホールで場当たりと「セリフオーディション」がありました。
いつもの部屋と違って遠くに声を飛ばす練習もしました。セシリアホールは広く、一番遠くの客席までさらにはっきり日本語を伝えないといけません。

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終わったらまた、本学の庭で走っています。

昆野智佳子先生
体験レッスンに来られている子供達は少し緊張している子もいたけど、みんな目がキラキラしていて、『本当に音楽が好きなんだな』と感じました。
私もその頃の気持ちを思い出し、改めて音楽の力と喜びを感じています。

付属音楽園・エクステンションセンター