プエリカンタンテスのレッスン風景

          

プエリカンタンテスのレッスン風景

プエリカンタンテスは月にだいたい3回、土曜14:00-16:00または、日曜10:00-12:00のどちらかでレッスンがあります。
この日は本学の224教室でありました。 レッスン前に講師が集まり打ち合わせをしています。
内容は、次の本番「スプリングフェスティバル」の入退場や歌っている間の動き、セリフについてです。そのため、今日のレッスンだけでなく来週のレッスンはどうするかなどです。

1.jpg

「スプリングフェスティバル」は来月24日(日)10:30開演、場所はセシリアホールです。

2.jpg



14:00に全員で挨拶をして、レッスンが始まりました。
始めは、体操と発声練習です。

3.jpg

体操をしていると体が柔らかい団員はストレッチ体操がうまい!

4.jpg

発声練習では、簡単な曲でハーモニーを作ります。今日は「かえるの歌」これをカノン(歌のおいかけっこ)をしてお互いのパートを聴いてハーモニーを確認します。アカペラ(無伴奏)で楽しみます。

5.jpg

今日のレッスンの流れを説明します。 スプリングフェスティバルでは、プエリカンタンテスによる合唱劇「11ぴきのねこ」を歌います。

高橋愛先生
「11ぴきのねこ」馬場のぼる作 は11ぴきのねこたちの愉快な冒険物語です。親子2代にわたって楽しまれているロングセラー絵本で、本はよく知っていました。ある時、この本に基づいた音楽があることを知り「歌いたいなあ。プエリカンタンテスでやってみたいなあ」と思い楽譜を取り寄せました。楽譜を見て絵本を照らし合わせてみたらマッチしていて、ますます歌いたくなりました。
レッスンでは、団員たちは楽しそうで、絵本のことをよく知っている団員もいて、よかったと思いました。
演奏会のときは、聞いている人にも喜んで頂き、団員はしっかり表現ができることが目標でレッスンしています。

6.jpg

団員(小2)
私は、この曲集の中で、特に「魚見えたか節」が好きです。音楽の中の合いの手は、とにかく楽しいです。「にゃんこらせ」の合いの手が1番と2番の間奏のあと歌の前にすぐ出てくるところに魅力を感じます。 高い声で歌えるところが好きです。

7.jpg

団員(高2)
みんなで歌えることがとても好きです。「11ぴきのねこが旅に出た」が好きです。実は、昔この曲を歌ったことがあり覚えていました。懐かしく楽しく歌えるのです。

8.jpg

レッスンの合間には休憩を取ります。そこで出席した団員は好きなシールを貼ります。好みは違うのに、一番に来て選ぶ団員もいます。

9.jpg

時々は、お菓子を持ってきて団員全員で食べています。このお菓子のなくなる速さがすごい!

10.jpg

休憩あとのレッスンでは、講師が打ち合わせしたように音楽に動きを付けました。
「オールを、今は持っていないけれど、まるで持っているように動いてみて」
「え?オールって、なあに?」
そんなときは、その言葉を知っている団員が説明して教えて協力しあっていました。
歌を覚えたら、次は演技やセリフを覚えなくては!

11.jpg

レッスンが終わると全員で協力して片付けします。もとの大学生が使う教室に直します。

12.jpg

本学の庭で終わったら思いっきり走って遊んでいます。団員の顔は、寒いにもかかわらずほっぺたが赤く汗もかいています。レッスンで集中したあとの遊びも「一生懸命!」

昆野智佳子先生
この曲集は、元気な曲が多く魅力的な曲です。元気に歌うその団員の姿を是非見に来てください。

付属音楽園・エクステンションセンター