合唱団 プエリ カンタンテス
ミニミニコンサート 開催

          

合唱団 プエリ カンタンテス ミニミニコンサート 開催

エリザベト音楽大学付属音楽園合唱団プエリ カンタンテスは、2017年10月14日(土)15:40~16:00に本学ロビー(エントランスホール)でミニミニコンサートを開催いたしました。

♪プログラム
児童(女声)合唱組曲「虫の絵本」より 「テントウムシ」と「セミ」(作詞:まどみちお 作曲:吉岡弘行)
気球にのってどこまでも(作詞:東龍男作詞、作曲:平吉毅州)

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10月14日(土)は後期1回目のレッスン日。前期最後のレッスンから1か月が経ち、久しぶりに再会です。14時に506教室に集合しました。
今日は後期からの新入園生や体験レッスンの生徒さんもいました。はじめは体操や発声練習、体を動かしてリラックスして、歌う準備です。そのあと歌の稽古に入ります。 元気いっぱい練習しました。

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休憩時間には、おやつを食べて遊んでいます。そこで、団員に「虫の絵本」を歌っていて大好きなところを聞きました。
「私はセミのほうが好き。前奏が綺麗だからその音楽が好き。」
「私はテントウムシが好き。『こびとさんの 帰りを ひっそりと 待ちながら』という歌詞を歌うところが大好き。」
「私も同じところテントウムシが好き。その『こびとさんの 帰りを ひっそりと 待ちながら』の歌詞をアルトが歌っているとき、ソプラノにあるナチュラル記号で転調する和音のところがとても好き」
「私はセミが好き。『太陽バンザイバンザイ』と出る歌詞の前の盛り上がる前が好き。その前のピアノの短い間奏で転調して気分がすごく盛り上がる。」
「私はセミが好き。セミは大人になって地上から出てからたった1週間の命。『太陽バンザイバンザイ』という歌詞を大きな声で歌えるところが好き。」
「私はセミが好き。セミの音楽は懐かしい感じがする。土から出てきて遠い祖先の歌を歌うセミが歌い、そのうち土の中のセミの子孫のために歌うところ」
「私は2曲とも大好き。テントウムシは歌詞が面白いところ。歌詞が大好き。セミは明るい曲で音楽が大好き」

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練習が終わり、教室を片付け全員で1階へ移動しました。
演奏会の司会は高橋愛先生でした。高橋先生はこのミニミニコンサートの開催したきっかけや団員の練習風景を説明しました。
「虫の絵本」を歌いました。とても歌詞を大事に元気よく歌えました。それは心からこの曲が大好きで歌いたいから歌う気持ちがみんな同じだったからです。

昆野智佳子(合唱指揮)
5月から練習してきた「虫の絵本」。テントウムシやセミについて話し合ったり、ばんざいしながら歌ったりしました。 今回は予定していた日に歌えない、というハプニングはありましたが、本日のロビーコンサートでは、みんなの顔があまりにも晴れやかだったので、指揮しながら思わず泣きそうになってしまいました。みんなの等身大の歌が歌えたと思います。

2曲目は「気球にのってどこまでも」を歌いました。お客様からは手拍子を一緒にしていただき盛りあがりました。

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仲西富弥香(ピアノ)
「気球にのってどこまでも」は好きな歌です。合同発表会でレッスン部門と合同ステージのために選曲しました。オリジナルはハ長調です。しかし、レッスン部門のバイオリンの園生が演奏しやすいよう全音高いニ長調にこの曲を移調しました。だから歌う園生は全音高く歌わなくてはいけないのではじめ少し心配でした。
初めてレッスンでこの曲の楽譜を用意して歌ったとき「学校で歌ったときと何かが違う。」と一人の団員が言いました。調性は曲のキャラクターも変えてしまうときがあります。そのうえ喉の調子もありますし、敏感に感じたんだな、と思いました。
合同ステージも終わり今回はプエリ カンタンテスだけの演奏会だったので、今日の本番前の練習のときオリジナルのハ長調を用意しました。
楽譜をみていないのに「いつもより低い」と多くの団員が気が付きました。団員と指導者で話し合いこの日は結局ニ長調で演奏を皆様に聞いていただききました。
今日も元気な歌声で披露できました。私も歌っている気持ちです。共演することができて嬉しかったです。

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付属音楽園・エクステンションセンター