【博士学位審査の基準】
〈論文〉
・テーマ設定が明瞭であり、かつ高い専門性に基づく独創性があること
・高い学術的・社会的意義が認められる内容であること
・先行研究の十分な調査を行ったうえで、それを適切に踏まえていること
・研究方法ならびに論文構成が適切であること
・学術的な貢献が認められる新たな知見が提示されていること
・学術論文としての体裁(注、引用、参考文献等)が整っていること
〈作曲作品〉
・作品全体としての一貫性と高い完成度を有していること
・作品の構想に独創性や創造性があること
・楽器等の扱い、およびその特性に対する理解が適切であること
・記譜法およびその他の表記が適切であること
〈演奏〉
・高度で深遠なる学識と教養に裏打ちされた独創性に富んだ研究と、その実践としての演奏を行える能力を有していること