音楽園で学んで ~最終学年を迎えて~

音楽園で学んで ~最終学年を迎えて~

高校3年生
僕は小学1年から12年間音楽園で学んでいます。一番印象深いことは、小学2年の初めての発表会、セシリアホールの舞台で多くの人の前で演奏したことです。知らない人の前で演奏してドキドキしたことを思い出します。
音楽園では毎週のレッスン以外に特別レッスンという制度があり、半年に1度、大学の先生のレッスンを受けることができます。仲西先生と相談して柳田信策先生の特別レッスンをお願いすることになりました。初めて柳田先生に出会ったときの印象は、格好よく、ピアニストとしてのオーラがあり、すぐに大好きになりました。人見知りがあまりない僕ですが、かなり緊張したことを思い出します。それ以降は必ず、柳田先生のレッスンを受講しています。
時には、練習が十分にできないときもありましたが、柳田先生はそんな時でも温かく技術を教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。 仲西先生のレッスンは、いつも情熱的で楽しいレッスンです。柳田先生のレッスンは穏やかなのですが、はっとさせられるレッスンでした。
中学受験のため2か月程度、レッスンをお休みすることもありましたが、すぐにレッスンを再開しました。 中学に入ると今までの環境の変化もあり、なかなかピアノに集中出来ないこともありました。大好きなモーツアルトの「トルコ行進曲」を発表会で弾きました。ギリギリの仕上りだったので焦りましたが、仲西先生のサポートのおかげで、なんとか弾ききることが出来ました。
今は、自分で選んだショパン「革命」を時間かけて練習しています。難しいけど、自分なりに頑張っています。
音楽園は高校3年までとなります。ピアノを続けたことは自信になりました。卒園後もずっとピアノと関わって、ピアノを弾くことにより、自分と周りの心を癒せる時間を作れたらと思っています。
僕がここまでピアノを続けてこれたのは、どんなにうまくいかないことがあっても、仲西先生、柳田先生、音楽園の先生、色々な方のサポートがあったからこそで感謝しています。
ありがとうございます。

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