1月のある日のレッスンです。
はじめの15分弱は、広い教室でプエリ カンタンテスの団員とウォーミングアップをします。全員でストレッチ運動をしたり、頭声で長いブレスを使って声を出します。
移動する前に、団員全員の前で昆野先生と高橋先生が二人で「カエデの木」を歌ってくださいました。先週、時間が足りなくて歌えなかった曲だったからです。いつも、私たち指導者はしばしば団員の前で生演奏をします。知らない曲もどんどん歌います。そして、練習中の曲も聞かせます。
練習ができなかったので忘れていると思ったのですが、日ごろいつも練習している曲なので、先生が歌っているのに合わせて口ずさんだり大きな声で歌っている団員もいました。
そのあと、小さい教室に移動します。プレ(4歳から5歳)とプエリ年長(6歳)の団員が移動します。
小さな教室に移動してきました。ピアノの前に椅子を並べてみんなが楕円形になって座ります。
はじめは、いつもしているまねっこをして音感をつけます。拍子に合わせて流れを止めず1小節ずつ真似します。はじめは長音階です。下降も練習します。
「ピアノでは、歌よりもっと高い音もあるよ!」
次は、音階ではなく先生が作った簡単なメロディーを真似しました。
次に、「とけいのうた」を歌いました。プレプエリカンタンテスのメンバーはいつも、最後10分前になるとプエリカンタンテスの団員と合流します。数分ほどお姉さん、お兄さんの歌を聞いて見学したあと、毎週1曲だけ発表をします。そのための練習です。
この毎週、団員全員の前で歌うことによって、レッスンではない演奏会、発表会で、大きなホール、いつもと違う照明があるにも関わらず、堂々と演奏することができるようになります。
次に「ふしぎなポケット」を歌いました。次のプレプエリカンタンテス本番は、2月26日のミニトークコンサートです。このコンサートでは、エントランスホールでプレプエリカンタンテスだけで今の実力を披露します。元気に舞台で歌えることを願って毎週練習しています。
体を動かして大きな声で歌うことが大好きな団員たち。次は「世界がひとつになるまで」で足踏み、手拍子をしながら歌う練習をしました。
手話をつけて歌う団員がいました。それを見て他の団員がみんな真似していました。真似が上手なのでほぼ全員がうまく手話しながら歌いました。
そのあと「カエデの木」を歌いました。先生と一緒に歌います。歌詞カードはなく先生が歌ったと同時に覚えて歌いました。
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昆野智佳子先生
プレプエリのレッスンでは、一人ひとりがのびのびと、「声を出す」ことで自分を表現できる場所となるよう、心がけています。
「声」は、その子だけに与えられた「世界に一つしかない素晴らしい声」です。
まずは、自分の声を大切にし、大好きになってもらいたいです。
レッスン最後の10分は、プエリカンタンテスの団員に合流します。戻ると、滝廉太郎作曲「花」を歌っていました。座って聞いた後、みんなの発表会です。
お辞儀を全員でしたあと、練習した「とけいのうた」を歌いました。今日は8名で大きな教室の中堂々と歌いました。
髙橋愛先生
プレの子どもたちがレッスンの最後に歌を披露してくれるのを、プエリのお兄さんお姉さんたちもとても楽しみにしています。
前に立って歌う時、とてもドキドキしていると思うのですが、立派に歌うことが出来ました。お兄さんとお姉さんが温かく見守ってくれているからかな。