2024年度 新任教員紹介

          

升島 唯博(声楽)

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エリザベト音楽大学声楽学科卒業。ドイツ、デトモルト音楽大学声楽教育ディプロム取得。ドイツ、リューベック音楽大学にて声楽ディプロム取得。同大学院オペラコースを最高得点にて修了。在学中にヒロシマスカラシップ・中村音楽奨学金を取得。声楽を小野村和弘、ウタ・シュプレッケルゼン、フランツ=ヨーゼフ・アインハウスの各氏に師事。 オランダ、オイレギオ国際声楽コンクール優勝。第4回東京国際声楽コンクール入賞。 ドイツでは在学中よりミュンスター州立劇場、リューベック歌劇場、ブレーメン歌劇場にソリストとして出演。ブレーメン歌劇場所属歌手としてモーツァルト作曲オペラ『魔笛』モノスタトス他に出演。ドイツでは他にハンブルク州立劇場、ハイデルベルク歌劇場、マグデブルグ歌劇場、カンマ―オペラ・ケルン等、スイス、ベルン歌劇場にソリストとして出演。
2012年より日本での活動を開始し、ワーグナー『ラインの黄金』ミーメ、ローゲ役にて東京デビュー。2014年より拠点を日本に移し、新国立劇場、東京二期会オペラ劇場、小澤征爾音楽塾、日生劇場他にて『愛の妙薬』ネモリーノ、『フィガロの結婚』バジリオ、ドン・クルツィオ、『後宮からの逃走』ペドリロ、『魔笛』モノスタトス、『ナクソス島のアリアドネ』舞踏教師、『ばらの騎士』ヴァルツァッキ、『ヘンゼルとグレーテル』魔女他、多数のオペラに出演。ひろしまオペラルネッサンス公演オペラには『フィガロの結婚』(2015年及び2023年)バジリオ、『カルメン』レメンダードで出演。 第九ひろしま2020、2021のソリストの他、オラトリオ『四季』、『メサイア』『マタイ受難曲』テノールソロも務める。
音楽之友社によるWebマガジン「ONTOMO」に【音楽ことばトリビア】を連載。 今後も新国立劇場『エウゲニ・オネーギン』トリケ役、東京二期会『蝶々夫人』ゴロー役などに出演予定。 東京二期会正会員、二期会オペラ研修所声楽・ドイツ語ディクション講師。