極めて優れた専門能力を有しており、将来演奏家として活躍する強い意志をもつ志願者に対する奨学金付きの特別選抜入学試験です。この奨学金は原則として4年間支給されます。
入学試験により特別な才能があると認められた場合には、1年間の授業料と施設維持費が全額免除となります。この全額免除の奨学制度で合格した場合は、本学専願として、他大学を受験することができません。この成績に次ぐ優秀者に対しては、授業料と施設維持費が半額となります。この場合は、併願者として、他大学受験が可能です。さらに試験結果によっては奨学金が与えられませんが、総合型選抜入学試験として、入学を許可する場合があります。その場合、併願または専願を選択することができ、専願を選択した者は、入学金が半額となります。
本学のすべての奨学金は、学業・品行ともに優秀な者に与えられています。本奨学金に関しては、学部在学期間の最長4年間の継続支給を原則としますが、2年次と3年次に行われる審査によって、増額(減額)もしくは停止する場合があります。
<第1回> 2023年9月11日(月)~9月15日(金)必着
<第2回> 2024年2月15日(木)~2月22日(木)必着
※出願期間内に募集要項記載の口座にお振り込みください。
<第1回> 2023年10月23日(月)・10月24日(火)・10月25日(水)
<第2回> 2024年3月18日(月)・3月19日(火)
※伴奏付きの楽曲については、伴奏者(必要に応じて譜めくり要員)を各自同伴のこと。
※カデンツのあるものは、カデンツも含めて演奏すること。
※不明な点は、学事部入試係にお問い合わせください。
30分程度のプログラム(正味演奏時間26分以上30分未満)を暗譜で演奏。ただし、以下の課題を満たすプログラムとすること。
※すべて原語での演奏、ただし、慣習的に認められている訳語は可。(例:歌劇『連隊の娘』をイタリア語、A.ドヴォルジャークやE.グリーグの歌曲をドイツ語で演奏するなど)
※オペラ、オラトリオのアリアは原調によるものとする。慣習的に認められている移調は可。(例:歌劇『セヴィリアの理髪師』から「今の歌声は」をヘ長調で演奏するなど)
※歌曲の調性は自由。
※有節歌曲においては原則原曲のまま演奏すること。ただし、節が多い場合、または慣習的に2節までしか演奏しない曲はその限りではない。(例:〈荒城の月〉は任意の2節、〈浜辺の歌〉は1、2番のみ演奏するなど)
※コンコーネ、ヴァッカイ、パノフカなどの声楽教本を含めない。
以下の(1)~(3)を含む30分以上のプログラムを暗譜、繰り返しなしで演奏。(正味演奏時間が30分以上あること。)
J. S. Bach:《平均律クラヴィーア曲集》第1巻および第2巻より任意の1組のプレリュードとフーガ
次の(a)または(b)のどちらかを演奏。
(a)F. Chopinのop. 10およびop. 25の練習曲集より任意の2曲
(b)F. Chopinのop. 10およびop. 25の練習曲集より任意の1曲と、F. Liszt、C. Debussy、S. Rachmaninoff、A. Scriabinの練習曲より任意の1曲の合計2曲
国際コンクールの課題曲と同レベルの作品によりプログラムを作ること。ただし、バロック、または古典派の作品を含めることが望ましい(複数の楽章、組曲の抜粋なども可)。
※楽曲例
J. Haydn:《ソナタ 変ホ長調》Hob. XVI-52
L. v. Beethoven:《ソナタ 第3番 ハ長調》op. 2-3
F. Chopin:《ソナタ 第2番 変ロ短調》op. 35
以下の(1)および(2)を含む30分以上のプログラムを繰り返しなしで演奏(楽譜使用可)。
J. S. Bach:《トリオ・ソナタ》BWV 525-530から任意の1曲。
国際コンクール課題曲と同レベルの作品で、広範囲な時代様式にわたるレパートリーを演奏。
※楽曲例
M. Reger:コラール幻想曲《ハレルヤ!神を賛美することはわが心の喜び》op. 52-3
F. Liszt:バッハの名前による《前奏曲とフーガ》
Ch. M. Widor:《オルガン交響曲 第6番》op. 42-2
以下の(1)~(4)を含む30分以上の演奏(楽譜使用可)。
(a)J. P. Sweelinck、G. Frescobaldi、J. Frobergerなどの16、17世紀の初期バロックの作品。
(b)《The Fitzwilliam Virginal Book》より任意の1曲(組曲、楽曲のどちらでも可)。
※1 前奏・間奏ともに省略しないこと。当日、演奏する箇所を指定する場合があります。
※2 演奏時間が30分に満たない場合は任意の楽曲(エチュードを除く)を付け加えること。
以下の(1)~(3)を番号順・繰り返しなしで演奏。
W. A. Mozart:《フルート協奏曲 第1番 ト長調》KV. 313
W. A. Mozart:《フルート協奏曲 第2番 ニ長調》KV. 314
J. S. Bach:《ソナタ ロ短調》BWV 1030
J. S. Bach:《ソナタ ホ短調》BWV 1034
F. Schubert:《しぼめる花の主題による序奏と変奏曲 ホ短調》
T. Boehm:《グランド・ポロネーズ》
P. Taffanel:《魔弾の射手幻想曲》
以下の(1)~(4)を含む30分以上の演奏(楽譜使用可)。
以下の(1)~(3)を番号順・繰り返しなしで演奏。
以下の(1)および(2)を暗譜、繰り返しなしで演奏。その後(3)を演奏。
C. M. v. Weber:《クラリネット小協奏曲 変ホ長調》op. 26
C. M. v. Weber:《クラリネット協奏曲 第1番 ヘ短調》op. 73より第1楽章
C. Saint-Saëns:《クラリネット・ソナタ》op. 167
F. Poulenc:《クラリネット・ソナタ》
以下の(1)~(3)を演奏。(2)の繰り返しは省略する。
A. Glazunov:《協奏曲》op. 109(Leduc版)
J. Ibert:《室内小協奏曲》
A. Desenclos:《プレリュード、カデンツとフィナーレ》
P. Creston:《ソナタ》op. 19
P. Maurice:《プロヴァンスの風景》
P. M. Dubois:《ディヴェルティッスマン》
L. Robert:《カデンツァ》
以下の(1)~(4)を繰り返しなしで演奏。
以下の(1)~(3)を繰り返しなしで30分以上の演奏。
L. v. Beethoven:《ホルン・ソナタ》
P. Hindemith:《ホルン・ソナタ》
W. A. Mozart:《ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調》KV. 417 より第1楽章
J. Haydn:《ホルン協奏曲 第1番 ニ長調》Hob. VIId-3より第1楽章
以下の(1)~(3)を順不同・繰り返しなしで演奏。その後(4)を演奏。
E. Bozza:《Rustiques》 (Leduc版)
J. E. Barat:《Fantaisie en Mi bémol》 (Leduc版)
P. Hindemith:《ソナタ》より第1楽章 (Schott版)
T. Charlier:《Solo de Concours》 (Schott版)
以下の(1)~(3)を番号順に演奏。
以下の(1)~(3)を演奏。
以下の(1)~(3)を番号順・繰り返しなしで演奏。
G. F. Händel:《協奏曲 ヘ短調》
A. Guilmant:《演奏会用小品 変ホ長調》op. 88
D. R. Guillingham:《Blue Lake Fantasies》より第1、2、5楽章
以下の(1)~(4)を番号順・繰り返しなしで演奏。
A. Lebedjew:《テューバ協奏曲》第1番 (1楽章形式)
V. Persichetti:《セレナーデ》第12番 op. 88
P. Hindemith:《ソナタ》
以下の(1)~(4)の順に、繰り返しありで演奏。
C. Wilcoxon:《The All-American Drummer》よりNo. 133
J. Delecluse:《Douze Etudes pour Caisse-Claire》よりNo.1
M. Goldenberg:《Modern School for Xylophone, Marimba, Vibraphone》39EtudesよりNo.15(Alfred版J.Cirone監修のもの)
C. O. Musser:《Etude in C Major》op. 6 No. 10
F. Kruger:Pauken und Klein Trommel-SchuleよりNo. 45(ティンパニ)
S. Fink:《小太鼓組曲》全曲
三善晃:組曲《会話》全曲
S. Fink:《ティンパニ組曲》全曲
P. Creston:《Concertino》より第1、2楽章
W. Tharichen:《ティンパニ協奏曲》op. 34より第1楽章
A. Jolivet:《打楽器協奏曲》より第1楽章
E. Carter:《Eight Pieces》よりV. Improvisation、I. Saeta、Ⅷ. March
北爪道夫:《サイド バイ サイド》
安倍圭子:《プリズム》~ソロ・マリンバのための~
以下の(1)~(3)を番号順・繰り返しなしで演奏。
W. A. Mozart:《ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調》KV.216
W. A. Mozart:《ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調》KV.218
W. A. Mozart:《ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調》KV.219
J. S. Bach:《無伴奏ソナタ 第1番 ト短調》BWV 1001より「フーガ」
J. S. Bach:《無伴奏ソナタ 第2番 イ短調》BWV 1003より「フーガ」
J. S. Bach:《無伴奏ソナタ 第3番 ハ長調》BWV 1005より「フーガ」
J. S. Bach:《無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調》BWV 1004より「シャコンヌ」
J. Brahms:《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》op. 77より第1楽章
J. Sibelius:《ヴァイオリン協奏曲 ニ短調》op. 47より第1楽章
P. I. Tchaikovsky:《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》op. 35より第1楽章
以下の(1)~(3)を番号順・繰り返しなしで演奏。
J. S. Bach:《無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)第4番 変ホ長調》BWV 1010より「プレリュード」
J. S. Bach:《無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)第5番 ハ短調》BWV 1011より「プレリュード」
J. S. Bach:《無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)第6番 ニ長調》BWV 1012より「プレリュード」
B. Bartók:《ヴィオラ協奏曲》op. postより第1楽章(Scherly版)
W. Walton:《ヴィオラ協奏曲》より第1、2楽章(Oxford版)
以下の(1)~(3)を番号順・繰り返しなしで演奏。
J. S. Bach:《無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調》BWV 1010より「プレリュード」
J. S. Bach:《無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調》BWV 1011より「プレリュード」
J. S. Bach:《無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調》BWV 1012より「プレリュード」
A. Dvorák:《チェロ協奏曲 ロ短調》op. 104より第1楽章または第3楽章
J. Haydn:《チェロ協奏曲 ニ長調》Hob. Ⅶb-2より第1楽章(カデンツは除く)
R. Schumann:《チェロ協奏曲 イ短調》op. 129より第1楽章
以下の(1)~(3)を番号順・暗譜・繰り返しなしで演奏。
S. Koussevizky:《コントラバス協奏曲》op. 3より第1楽章または第2、3楽章
J. B. Vanhal:《コントラバス協奏曲 ニ長調》より第1楽章または第2、3楽章(Streicher版)
G. Bottesini:《コントラバス協奏曲 嬰へ短調》より第1楽章または第2、3楽章(Streicher版)
H. Fryba:《Suite im alten Stil》
以下の楽曲より30分以上のプログラムを組み、暗譜、繰り返しなしで演奏。
以下の(1)および(2)を番号順・暗譜・繰り返しなしで演奏。
L. v. Beethoven:《アンダンテと変奏 二長調》
J. N . Hummel:《マンドリン協奏曲 ト長調》第1楽章(Heinrichsofen's出版のHladky版)
C. Munier:《スペイン風奇想曲》op. 276
E. Marucelli:《幻想的円舞曲》
以下の(1)および(2)を含む30以上のプログラムを暗譜、繰り返しなしで演奏。
(a)R. N. C. Bochsa:《Celebres Etudes》op. 62より任意の1曲。
(b)F. J. Naderman:《Sept Sonates Progressives》より任意の1曲。
国内外のハープコンクールの課題曲と同じレベルの作品によりプログラムを作ること。
以下の(1)~(3)を演奏。皆伝に相当する実力を有すること。
合格者には合格通知書および入学手続に必要な書類を発送します。
電話によるお問い合わせには応じません。
合格者には合格通知書および入学手続に必要な書類を交付しますので、必ず「受験票」を持参してください。
なお、当日来学できない場合は郵送しますので、必ず事前に申し出てください。
上記期日までに手続を完了しない場合は、入学の意志がないものとして入学を取り消しますので注意してください。