第89回NHK全日本合唱コンクール(小学校の部)課題曲講習会

          

第89回NHK全日本合唱コンクール(小学校の部)課題曲講習会

2022年6月11日土曜14時からエリザベト音楽大学セシリアホールで第89回NHK全国学校音楽コンクール課題曲・全日本合唱コンクール(小学校の部)課題曲講習会が開催されました。講習会は2年ぶりの開催です。今年度は、清水雅彦先生をお招きしてモデル合唱団のプエリカンタンテスに対し清水先生が指導し、楽曲ポイントなど解説いただきました。曲目は、「とどいてますか」[作詞] 谷川 俊太郎 [作曲] 新実 徳英です。

1.jpg

プエリカンタンテスは1時間前にザビエルホールで集合して、体を温め、声が出やすくなるようにみんなで緊張をとき準備しました。

21.jpg
2022課題曲講習会チラシ_page-0001.jpg

清水先生は、子供の緊張をときながら優しい言葉でわかりやすく的確に指導されました。

向井虹希 幟町小学校6年
曲は難しかったですが、先生の講習会は新鮮で、楽しかったです。次の合同発表でも歌うので、音程や、出だしに気をつけて歌いたいです。

83.jpg

岸本紗奈 大州小学校5年
曲は難しかったけど、歌えるようになったらとても楽しいと思います。清水先生は、指揮のしかたが凄くわかりやすかったので、また清水先生と歌いたいなと思いました。9月の合同発表会では、教わった事を全部出しきれるように頑張りたいと思います。

LINE_ALBUM_2022 Nコン講習会_220613_4.jpg

団員の感想
曲は手拍子でリズムをとるところが、難しかったです。でも、音が綺麗なので、曲自体は好きです。もっと練習して次回も合同発表会に出たいです。

3.jpg

団員の感想
昨日は、とても楽しかったです。少し緊張しました。先生を初めて見た時、優しそうな先生かなぁ...と思った通り、レッスンも分かりやすく優しく教えてくれたので上手に歌えるようになったと思います。曲は難しいので苦手な曲です。合同発表会までに、気持ちを込めて歌えるようにしたいです。

2.jpg

保護者より
先生のピアノを清水先生が褒めておられて、保護者も嬉しかったです。

保護者より
たった1時間あまりで目にみえるように演奏が変わって音楽って素晴らしいと感動しました。

4.jpg

高橋愛先生
プエリ カンタンテスがモデル合唱団という初めての経験、とても貴重な経験をしました。私も何度かモデル合唱団を務めたことがありますが、その時に「私たち、こんな風に歌えるの!?」と驚き、自分たちの違った魅力に出会えたりしました。今回のプエリも、いつもと違う声が出てきて、驚いていたのではないかと思います。清水先生はとても優しく、そしてたくさんの分かりやすい言葉でお話ししてくれました。
♯(シャープ)が増えると、喜びが増える。
♭(フラット)が増えると、感動が深まる。
という表現が、とても響きました。
そして、視覚で子どもたちが反応するんだ!ということを感じました。子どもたちと一緒に歌い、清水先生から学んだことを、今後の練習に生かしていきたいと思います。とても難しい曲でした。大人の私たちもかなり苦労しました。頑張って練習した子どもたちにたくさん拍手を送りたいです!!

5.jpg

昆野智佳子
4月の半ばに楽譜を手にし、2ヶ月弱の練習期間で、本日の講習会を迎えました。プエリは、基本的には月3回(1回2時間)のレッスンをしておりますが、その短い練習時間でも暗譜(楽譜を見ずに演奏すること)で歌えるようになった子が多くいたことに、彼らの元々持っている『力』と『努力の成果』をとても感じました。講習会では、清水先生より「どう思う?」「どう感じた?」「どんな色?」「どんな大きさ?」「どうしたい?」「どんな気持ち?」・・・などの問いかけがたくさんありました。子供たち一人ひとりが考え、想像していくことが、豊かな心と歌声になっていくのだと、改めて感じました。私自身、指導する立場の時と、歌い手として演奏する立場の時があります。今回の講習会では、そのどちらにも必要で、とても大切なことを改めて再認識させていただける貴重な機会となりました。講習会で歌った「とどいてますか」は9月の音楽園の発表会でも歌います。さらに磨きをかけて、彼らの歌声がホールいっぱいに響き渡るのを、私も楽しみにしています。

付属音楽園・エクステンションセンター