日帰り西条合宿

          

日帰り西条合宿

コロナ感染拡大から1年以上経ちました。昨年度は西条キャンパス8月の合宿は中止しましたが、今年度は日帰りで2021年8月22日(日)行われました。

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広島駅2階改札口前に8時15分集合です。この日は、音楽大学ではオープンキャンパスが行われましたので、駅に向かう途中、駅から音大に向かう複数の先生に偶然出会いました。

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広島駅からJR在来線で西条駅まで行きます。朝早い日曜なのでほぼプエリカンタンテス団員で1両貸し切りのようになり座りました。

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西条駅から、中国JRバスで水源地まで乗ります。

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昨年なかったため初めて西条キャンパスに来た団員が何名かいました。

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バス停を降りたらすぐ入り口ですが、校舎までは下り坂を歩いて自然の中向かいます。

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私たち、講師は学部時代西条校舎に毎週授業で来たのでいつもの懐かしい六角堂や運動場、変わらない校舎を見て学生時代を思い出します。

高橋愛先生
2年振りに西条へ行って来ました。
大雨やコロナ感染拡大のため、2年振りに行われた西条合宿は、日帰りでしたが、団員たちはワクワク&ドキドキの表情で広島駅に集合しました。
お友達とJRやバスに乗ると特別な気持ちになりますね。
私がエリザベト音楽大学に通っている頃、1、2年生は週に1度西条校舎で授業を受けていました。団員と同じようにJRとバスに乗って通いました。
さて、日帰り合宿では、いつもの教室とは違い、広い体育館で歌います。練習が始まる前にひと遊びしたこともあり、いつもよりのびのびとした声で歌うことが出来ました。
日帰り合宿なので、時間は限られています。今までのレッスンで上手くいかなかったことを重点的に練習しました。
団員たちも集中して課題に取り組んでくれました。
西条で合宿する時には、1人や2人でヴォイトレを行います。全員で歌う時には気付かない、団員ひとりひとりの素敵な声を聞くことが出来ます。みんなの素敵な声を遠慮せずにどんどん響かせてほしいと思いました。
そして、西条合宿での楽しみは、なんといっても遊びの時間です!
今年はあまり時間が取れませんでしたが、フラフープ、バトミントン、卓球と思い思いの遊びを楽しんでいました。私も中学生とバトミントンを......。
合宿の最後にはまとめの発表をし、保護者のみなさんに聴いていただきました。
練習の成果を発揮し、良い演奏が出来たと思います。
一緒に乗り物に乗って、一緒に練習して、一緒にご飯を食べて、一緒に遊んで......団員同士の心が近くなることが出来た一日となりました。
コロナが落ち着き、一緒にバーベキューをして、一緒に花火をして、一緒にお風呂に入って、一緒に寝て......と、もっともっと団員が仲良くなることが出来る時間が過ごせるようになればと願っています。

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午前の練習が始まりました。目標は9月の合同発表会でいい舞台にすることです。

三篠小学校 1年生
私は、将来レストランでコックさんになりたいです。
その時に流す音楽を決めるのに、プエリで色んな曲を習いたいです。
「こちらはモーツァルトの作品です」って言って先生から頂いたモーツァルトの歴史マンガの本をレストランのお客さんに差し出すことが夢です。
この西条の練習でお友達ができました。うれしいです。

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感染対策のため お昼はレジャーシートを敷いて間隔をあけて食べました。みんな静かに食べていて学校の給食もそうなのかなと想像しました。

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お昼ご飯のあとの大休憩では、体育館の中にあるバドミントン、フラフープ、ソフトボールなどを使ってみんなで遊びました。

お昼練習のあとは保護者の方からお菓子とお茶の差し入れがありました。

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レクレーションでは、朝から練習した疲れを感じることのないくらい走り回っています。

杉山 夏穂 (長束小学校 5年)
Q、何が楽しかったですか?
A、みんなで休憩中にしたバドミントンです。久しぶりに出来たし、コロナで皆と遊べる時が中々ないからです。
Q、何の歌が好きですか?
A、秋の子です。学校で習った少し昔の日本の風景を想像させる歌詞だからです。なぜか懐かしい気持ちになります。

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西条校舎まで保護者の皆様は来てくださいました。いろいろ失敗もありましたが温かい雰囲気の中今日の演奏を暗譜で披露しました。

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仲西富弥香
私は子供の頃、母が弾くブルクミュラーの練習曲をよく聞いていました。今でも演奏を覚えています。母はブルクミュラーの7番までしか子供の頃習っていなかったので、7番までだけを弾いていました。うまくなかったのかもしれないけれど、私はすごく演奏が好きだったし、弾いてとよくお願いしました。いつも母が弾いている姿を私は心地よく聞いていました。
だから生演奏をできるなら、いつでも聞かせてあげたいと思っています。 自分が持っている楽譜の中でまだ練習していない曲を、私がいつも興味持ってパラパラ見ていました。自分の練習の合間にそれを弾いたり眺めたりしていました。
だから今回のサプライズプレゼント演奏も、団員が購入してまだ団員が練習していない曲から選びました。
「愛するネッシー」
昆野先生が、「ネッシーは私たちは知っているけれど、団員たちは知らないかもしれない」と団員の前で歌う前にネッシーについて説明してくださいました。高橋先生は想像しやすいようにインターネットからネッシーの姿を印刷してきました。3人集まれば知恵や工夫が増えるものです。
みんなネッシーについてのお話を興味深そうに聞いていました。
そのネッシーについて団員は想像をしながら歌の演奏を聞いたと思います。音楽だけでなく歌詞も興味もって団員は聞きました。

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山澤百合 (府中中央小4)
コロナで合宿が中止になるかもと思ってたけど、楽しみにしていた「みんなと電車に乗る」ことができて嬉しかったです。好きな歌は、青空に深呼吸です。歌を歌ったリ、みんなと遊んだのが楽しかったです。

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昆野智佳子先生
日帰り合宿を終えて
毎年プエリのみんなが楽しみにしている「夏の合宿」。
以前は2泊3日で行っていましたが、団員の年齢層が低くなってからは1泊2日の日程に。しかし昨年は、コロナウイルスの為、合宿は中止。今年は、なんとか日帰り合宿として開催することができました。
いつもとは違う広い空間で集中して歌い、休憩時間にはしっかり遊び、のびのびと過ごすことができました。日帰り合宿という短い時間でしたが、団員同士の心の距離はグッと近づきました。
合宿の最後に保護者の皆様に歌を聴いていただいたのですが、朝来た時より、確実に立派に歌うことができました。
彼らの成長は、いつも私を驚かせてくれます。
これからも、レッスンごとに成長していく彼らとともに歌い、そして精一杯応援していきたいと思います。

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