スプリングフェスティバル
子どものためのみんなで楽しむ音楽会
(プエリからの報告)

スプリングフェスティバル
子どものためのみんなで楽しむ音楽会

2018年3月25日(日)スプリングフェスティバル「子どものためのみんなで楽しむ音楽会」が開催されました。毎年エリザベト音楽大学ザビエルホールが満員となるため、今回は初めて大きなセシリアホールでの開催となりました。付属音楽園合唱団プエリ カンタンテスが合唱ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」を演奏しました。

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『こんにちは おつかれさま 』 川村和久(崇徳高校1年)
1年前まではまだあそこに、、、とそう思ってしまう自分。1年前に家に帰ってとても寂しく涙しそうになったのを今でも覚えています。 昨年のスプリングフェスティバル「子どものためのみんなで楽しむ音楽会」で「メリー・ポピンズ」ではソロを歌わせてもらったことは忘れていません。
今回の演目ではセシリアホールのためパイプオルガンも使用されました。
今日は多くの新入団員がおひろめ公演になりました。初舞台の団員は一つ一つの動きに一苦労していました。 ベテラン団員は新入団員をエスコートしていました。「自分もこんな時があったんだな」と思いながら見て振り返りました。 ミュージカルの中のドレミの歌ではハンドサインが大成功となり場内大盛り上がりとなり、その時、笑顔がこぼれていました。
全て歌い終えるとこの日一番の拍手が場内から聞くことができました。新入団員もホッとした表情を浮かべていました。ロビーでは「良かった」などとの声が多く聞かれました。今後も期待しています。
昨年のスプリングフェスティバルの様子はこちら

それではここからはスプリングフェスティバルの一日の様子を振り返ります。

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演奏会は10時30分開演。そのため朝早くから、裏方の保護者も団員も集合です。写真は第2部の幼児教育のリハーサルをしています。写真左にはオルフ楽器があります。

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最後の合同で演奏をするリハーサルです。司会とも打ち合わせをして演奏のタイミングも打ち合わせしました。団員はこのリハーサルの前に控室で大きな声で歌っていたためとても元気にリハーサルができました。

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風船はエーデルワイスをイメージして作っていただきました。とても綺麗な風船でみんなの目がキラキラしています。これを持って会場歩くのはとても楽しみです。昆野先生が「風船が割れないように気を付けて持って歩いてね。」と説明をしています。

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リハーサルは子供たちだけでなく裏方のリハーサルでもあり綿密に打ち合わせしています。後方ではオルガンの準備もはじめています。

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風船が割れないようにドキドキしながら持ちました。

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今から開場します。ギリギリまでリハーサルのあと最後に1枚写真を撮りました。

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本番では「私のお気に入り」を歌ったあと、早着替えをします。全員が着替え終わらないとドレミの歌が始まりません。その間「もうすぐ17歳」を仲西富弥香先生がピアノソロで弾きました。ピアニストは弾きながら演奏と着替えが一緒に終わることを願うばかりです。

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この衣装を着るためにワクワクしながら本番を待ち望む団員もいました。

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お客様の声
素敵なコンサートでした。構成も凝っているしパイプオルガンも聴け、楽しかったです。
可愛い歌声が、身近な曲を奏で、子どもにとっても楽しい時間を過ごせました。風船も喜んで持って帰り、振り回しながらドレミの歌を歌っています。 また子どもが行けそうな時は、声をかけてください。

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ピアノ 仲西富弥香
プエリカンタンテスの1年の行事の中でとても大きな演奏会なので、強化練習をしました。年長さんは長い時間になると体力が心配だったので、昆野先生が別教室に連れ出して個人レッスンをしてメリハリをつけたり、ソリストを別教室で発声を見てレベルアップさせました。
土曜、日曜の稽古のため学校行事と重なり休むと歌詞の暗譜の不安が出てきます。 私たちは、音楽大学の教室を借りて録音をしました。録音はピアノだけと違って、歌手は喉が疲れるともういい録音できないので、集中してとりました。そしてそのCDを配布しました。 団員は、移動中の車の中で聞くなどしてくれて、みるみる覚えて演奏がさらによくなりとても嬉しかったです。
衣装を初めて見たときは驚きました。まるでテレビから出てきたようにかわいい団員たち。 稽古では、テンションもあがりさらにいい演奏をしました。本番は朝だったので集合時間は早かったです。でも、春の気持ち良い風の匂いと、いきいきと輝いている新芽たちを見て心地いい日でした。団員は多くのお客様の中、元気に堂々と演奏しました。

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演奏会が終わると茶話会が教室で行われました。
講師は何か飾り付けして華やかにしたいなと思っていたのですが、前日練習の休憩時間にあっと言う間に黒板にアートができあがっていました。気が付けば、とてもかわいい絵がたくさん書いてありました。

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ゲームでは副園長の廣澤久美子先生も参加していただきました。

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退団した先輩も茶話会にかけつけてくださいました。ゲームに参加しています。共演したオルガンの佐々木悠先生も参加です。

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今年度後期には2名の皆勤賞がいましたので表彰しました。たった1回だけの欠席も2名いました。

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嬉しくて自分の席に座る前にお母様のところに報告に走っていきました。帰る姿もあまりにも早く走っていたので写真がぶれています。

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プエリの稽古は土日ですが、ピアノの本番があっても参加して講師は感激しています。

飯田奈央さんのお母様(流川こども園・年長)
今年度、途中入団でしたが、みんなに助けられ、毎回楽しく通っておりました。お迎えに行くと、いつもニコニコで「楽しかった~」といいます。
スプリングフェスティバルの本番前では、緊張しないと言っていましたが、終わって聞いてみると、「お客さんがいっぱいで緊張した」と言いました。初めての大きな舞台で貴重な経験になったようです。
皆勤賞はみんなの前で恥ずかしかったと言っていましたが、嬉しかったそうです。 習い事が重なり、調整しながらだったので、本人も忙しかったと思います。
4月から小学校に入るので、新しい環境になりますが、プエリには引き続き楽しく通わせていただきます。

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プエリ新聞の速報版第2号が刷り上がりすぐ団員に配布されました。みんな実はこれを楽しみにしていたのです。 以前プエリ カンタンテスのピアノを担当してくださっていた岡本佳子先生からもビデオレターが届きました。懐かしく涙する団員もいました。くすくすと笑いながらビデオを見ています。ビデオは保護者も一緒に見ました。

プエリ新聞第1号はこちらをクリックしたらご覧になれます 

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団員の声(中学2年生)
プエリは今までやってきた習い事のなかでもいちばん長くつづけることができた習い事で、本当に毎週いつも楽しくて歌っているとすごく気持ちが良いです。
今回のスプリングフェスティバルでもすごく楽しかったし全力を出しきることができました。でも、受験勉強があるため退団することを決めました。この6年間は本当にあっという間で今でもすごく寂しいです。だけど、プエリに入って色んな人と関わりたくさん学ぶことができました。
在園しているみんなには色々なことを学び、どんどん吸収していって、これからも全力で素敵な合唱を作り上げていってほしいです。 また、プエリに入るか悩んでいる子供たちはぜひ体験に行ってみてください!
きっと一緒に歌いたくなると思いますよ。



お問い合わせ エリザベト音楽大学 付属音楽園事務局
e-mail:ongakuen@eum.ac.jp Tel:082-225-8003(直通) Fax:082-221-0947

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